能ある猫は能を隠す

とあるヲタクの多趣味日記

2022 K-POP 楽曲大賞 〜①楽曲編〜

今年もやって参りました。1年の総まとめ、早いもので年の瀬です。

2018年から始めたどうやらこのK-POP楽曲大賞、自分で勝手にやっておきながらついに5回目なんですよ。5回もよくやったな。案外続いたものです。

 

というわけで今年2022年の総まとめ!総決算!記念すべき5回目の楽曲大賞、気合い入れて頑張りました!どうぞご賞味あれ。

 

 

【今年の楽曲】

Moon Byul 「LUNATIC」


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LUNATIC

LUNATIC

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年始早々ムンビョルがやってくれました。今までのムンビョルとは違う、明るくてハッピーで、なんでも吹き飛ばしてくれる前向きな温かい心を感じます。「自分自身がよく分からない」と歌うにも関わらず、どこかそんな自分が楽しくて仕方ない。みんなそれぞれの悩みを抱える中で、自分の感情が分からない私たちにそっと後押ししてくれるかのような。

と色々言うものの、ただのハウス好きなので無条件に愛してしまったのがこの曲です。

MVの赤髪ムンビョル可愛いですよね。今回はカメオ出演としてスウパでお馴染みのダンスクルー「Hook」も出ています。Aikiオンニまじで好き。

 

 

 

 

 

WEi 「Know Ya」

Know Ya

Know Ya

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今年聴きすぎて今年感がまるでないけど、しれっと収録されてる最高ディープハウスを探り出すのが趣味です。K-POPの醍醐味でしょう。

サビの畳み掛け凄いです。サビに向けてエンジン全開にしてディープハウスを加速させていく。あ〜私はこういう奥行きのあるハウスが大好きだ。

私なんかがWEiを語るのはおこがましいですが、この曲こそ過小評価されていて非常に勿体無いと思います。ぜひ何卒。

 

 

 

 

EUNBI 「Glitch」


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Glitch

Glitch

  • クォン・ウンビ
  • K-Pop
  • ¥255
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このウンビ嫌いな人いないじゃん チョンハのやりすぎイズムを継ぐのはクォンウンビです。

結局UK garageが好物なので、問答無用に入れました。IZ*ONEの幻想的で煌びやかなコンセプトを上手く継承している点に置いても、彼女への信頼感が強いです。サビの強烈な4つ打ちビート、ブリッジでボーカルを聴かせ、エフェクトをガンガン使いイントロのようなおしとやかなアウトロに繋がる。アウトロが次のEPに収録された「Croquis」のイントロに繋がるのも洒落が効いてて良いですよね。

Croquis

Croquis

  • クォン・ウンビ
  • K-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

(G)I-DLE 「TOMBOY

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TOMBOY

TOMBOY

今年のアイドゥルは凄かった。5人体制になって初めてのカムバック。

今までのダークでありエスニックなイメージとは一変、女性の殻を破るようなエネルギッシュでSWAGな新しい一面を楽しむことが出来ました。

"TOMBOY"とはおてんば娘やボーイッシュという意味。世界中から溢れる偏見の目に囚われず、自分たちの感情を成長と共に見せたいという思いがこもったアルバムタイトル曲です。

普段ロックは好まない人間ですがなぜかドハマりするほど、この中毒性の高さにやられました。音源成績もかなり良く、数ヶ月の間メロンチャートで上位5位以内を維持する人気っぷり。4〜6月あたり、「TOMBOY」「LOVE DIVE」「That That」の3つが上位3位をずっとキープしていて、こんなにラインナップが変わらないチャートは久々に見ました。

ミンニの特徴的な声質、ウギの中低音、シュファの妖艶なセクシーさ、ミンニの伸びやかな歌声、そしてソヨンのエッジが効いたラップ。全てがバランスよくマリアージュされています。サビでいきなりfワードが入るのも前代未聞。そんな曲が大ヒットするのもね。アイドゥルのセルフプロデュース力を痛感します

MY BAG

MY BAG

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「MY BAG」もかなり好きなので、この10曲に入れるか かな〜〜〜〜〜り悩みました。同じグループ同じアルバム内は一部門で1曲のみというマイルールがあったので渋々「TOMBOY」のみにしましたが、「MY BAG」も同じぐらい好きです。

これは音源強ヨジャグループあるあるなんですが、『活動曲の評判・音源成績が良い』こと。OH MY GIRL「Dulphin」、aespa「illusion」に並ぶのが「MY BAG」です。凄いね。

 

 

 

 

 

VIVIZ 「Love Love Love」


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Love Love Love

Love Love Love

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この夏大変お世話になりました。

ヨチン時代はノスタルジーコンセプトでエモみを極めて捻出させて曲が多かったですが、VIVIZとして再デビュー、ポップコンセプトに路線変更しクインダムにも新人アイドル枠として出演。

そんな心機一転 第4世代で奮闘中の3人がクインダム明けに出したEPにしれっと入ってますこの曲。またもやしれっとですよ。こういう目立たないところで埋もれてる隠れ名曲が私は大好物ですね

この夏はクインダム2もあったせいか多くのヨジャグループがカムバしましたが、この曲を越えるものはなかったです。無類のディープハウス好きなので。

 

 

 

 

Hyolyn 「Ah yeah」

Ah yeah

Ah yeah

  • ヒョリン
  • K-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

結局はヒョリンの声が好き。ここに尽きます。

夏のヒョリンほど強いものはないと思いますが、ヒョリンの綺麗で力強いエネルギッシュな歌声と、夏らしく清涼感のあるメロディー。肩の力を抜いて楽しめる一曲。

クインダム2で唯一のソロ枠として数々の伝説ステージを残し、夏の女王として圧倒的存在感を放った彼女ですが、やはり第二世代アイドルはボーカルスキルが格別ですね。


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カムバ活動の一環で出した「Killing Voice」めちゃくちゃ良かったです。ヒョリンはソロでもかなり多くのソロ曲がありGroovy room や GRAYなど有名ビートメーカーともタッグを組んでいるため私も大好きな曲がたくさんありますが、そんな曲たちがメドレーで流れてくる多福感。耳がずっと幸せ。この動画、かなり重宝しています。

 

 

 

WJSN 「Last Sequence」

우주소녀 WJSN 'Last Sequence' MV - YouTube


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Last Sequence

Last Sequence

Mnetサバイバル クインダム2で見事優勝した宇宙少女。クインダム明け後すぐのカムバです。

音数の少ないAメロ、Bメロでじわじわボルテージを上げエンジンMAXでサビのディープハウスに突入する。ヨンジョン、スビン、ダヨンと宇宙少女は高音のパワーボーカルに優れているので、3人の声量ある力強いボーカルが聞けて嬉しいです。

なんだかんだ宇宙少女は毎年何かしら選んでいる気がする。ウジュは音が良いです。スタシの音好きですから。IVEの注目に便乗してウジュも流行りませんかね....。

 

 

 

 

 

 

NewJeans 「Hype boy」

NewJeans (뉴진스) 'Hype Boy' Official MV (Performance ver.1) - YouTube


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Hype Boy

Hype Boy

  • NewJeans
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

文句なしの選択でしょう!!!Hype Boy嫌いな人いない!!!!

今年リリースされた曲で最も再生した曲です。タイトル曲やプレリリース曲等の活動曲は番組やコンテンツで聞く機会が多い分あえて音源でまじまじと聴くことが少ないのですが、この曲はしっかり耳で聴きたかったのでよく流していたらたった4ヶ月で驚異的に再生回数が伸びました。月100以上の新譜 年間で計数千曲聴いてますが、総再生7位。自分でもびっくりする再生数。

あとHype boy流れてくるとシンプルにテンションが爆上がりするので、スキップすることがまずない。

 

個人的にはミンヒジンという存在を崇拝しているような面倒くさいオタクなので、2019年夏にSMを退社しソースミュージックに移籍(後のHYBE)してからずっと動向を追っていました。


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ソースミュージックがグローバルオーディション開催を告知したのが2019年9月。見てこのバチバチに感じるミンヒジンイズム。

時は経ち、後にソスミュの傘下として2021年11月ミンヒジンが新レーベルADORを立ち上げ。

そしてようやくこのADORから新ガールズグループが始動し始めると告知が来たのが今年2022年7月。

ここまで3年ですよ。長かった。ずっと待ってました。

3年待っていた分、NewJeans初めての映像が初披露された時は本当に胸が熱くなりました。

そんな想入れがあるミンヒジンが直接手がけたガールズグループを、リアルタイムで全て感じれたことが今年の何よりの収穫です。

 

NewJeansのブームに乗って今年は多くのアイドルがHype Boyのカバーをしましたが、結局このHype  Boyを超えるものはなかったです。

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 ADORのパフォーマンスディレクターでHype  BoyのコレオグラファーであるBLACK Qさんが所属するダンスチームTEAM  EO-DDAEによるカバー。スメンパにも出ていますね。

こんな元気出るHype Boyある?何回再生したことか。このエネルギー、最高。

 

 

 

 

 

SHUAN 「Don't Let Me Know」

Don't Let Me Know

Don't Let Me Know

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SHUANといえば「Way back home」があまりにも有名すぎるのですが、この人結構良いEDM出してるんですよね。

私も初めてSHUANを掘り起こした時「Way back home」のイメージがあったので、思ったよりもハウス曲が多かったのはびっくりしました。ハウスが得意ジャンルなのかもしれない。

無条件で興奮する楽曲が好きですが、これもその一つ。縦ノリしたくなる。

 

 

 

 

 

Chancellor, MOON & Jason Lee「Dot (00:59 am)」

[무대 풀버전 단독공개]Prod.픽보이(Peakboy) l Dot (00:59 am) - 챈슬러(Chancellor), 문수진(Moon Sujin), Jason Lee(제이슨 리) - YouTube

Dot (00:59 am)

Dot (00:59 am)

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10人のプロデューサーによるプロデューシングバトル『Listen-Up』より生まれた一曲。プロデューサーはパクソジュン、チェウシク、パクヒョンシク、BTS  Vによるウガウガ会での親交で知られるPeakboy

ピクボPDかなり良いですね。正直びっくりしました。どちらかと言えばHIPHOPのイメージがあったので、R&B方面でも才能があるなんて。素晴らしい楽曲をありがとう。

『Listen-up』、アイドル界では御用達ライアンジョン、AB6IXイデフィ、国内音源強者BIG Naughty などプロデューサーとしてかなり有名どころが出ているので、レベルが高いサバイバルだったんじゃないかと思います。

中高音をバランスよく操るMOONの艶やかなボーカル、サックスが入ることにより一層ジャジーな雰囲気が強まり気分を上がります。

 

 

 

 

 

NCT127 「Faster」


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Faster

Faster

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今年のNCTは「Faster」なしにして語れず

1年ぶりの正規で、一発目の曲がこれですよ。ガチすぎるでしょ。アルバム再生し始めてこれが流れてきた時ヤバすぎて吹き出しました。

音の深み、これこそSMの強み。マーク→テヨン→ジャニー→ジェヒョンの出だしも完璧。ただただヘビーな音が大好きなんですよ。このドカドカ響く重低音、爆音のデカい箱で聴きたすぎる。どことなく感じる「BOSS」みは私だけでしょうか。

 

 

 

 

【今年のRemix】

GINJO 「INVU」

INVU

INVU

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GINJO Remixの「INVU」、ZHUの方と悩みましたがより神秘的に感じたこちらにしました。SM楽曲をDJによるRemixを公式リリースする「iScreaM」シリーズには大変世話になっていますし、毎度楽しみにしています。このシリーズによりDJ発掘のきっかけにもなっていますし、公式だからサブスクに上がるのもありがたい。

話は逸れますが、SMTのオープニングアクトでのGINJOさんのDJめちゃくちゃ良かったです。ドーム規模でDJしちゃうなんて、最高だっただろうな〜。本当にかっこよかった。ドームの爆音で聴ける貴重な経験が出来て良かった

 

 

Mar Vista 「FOREVER1」

FOREVER 1 (Mar Vista Remix)

FOREVER 1 (Mar Vista Remix)

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Mar Vistaの「iScreaM」シリーズは2年ぶり。SM傘下のScreaM Records所属の若手DJですね。

原曲よりもより新鮮フレッシュ感が増していますし、ド定番 夏のEDMとして抜群だと思います。この「FOREVER1」Remixには他にもDJが参加おり、今回は日本人DJもいるようです。今までK-POPには縁がなかったような方なので、SMが0から探してきたということですかね。毎度DJ関連の人脈の広さに圧倒されます。今年は 世界中から音楽クリエイターを集めて泊まりがけで楽曲制作をするSMソングキャンプ の開催がインスタを通じて何度か発信されていますが、毎度国もジャンルもバラバラな方たちを何人も連れてくるんですよ。どこにそんなネットワークがあるんだ。それだけ音楽に力を入れている証拠ですね。

 

 

 

【今年のアルバム】

RM 「Indigo」

Indigo

Indigo

BTS RM 初めてのソロアルバム。とはいえ彼は元々ミックステープでアルバムを数枚出している功績の持ち主なので改めて初と言われても実感がないように感じますが、彼名義のアルバムで多くのアーティストの名前が並んでいるトラックリストを見るとふと実感が湧きます。

初めて聴いた時の感想はまず「意外」でした。彼の趣向を考えると、彼っぽくない。HIPHOPがベースにある人とはいえ案外バラード調やR&B毛色が強いミックステープが多いので、今回も同じような系統で来ると思っていました。が、意外とポップス寄りの楽曲を集めてきた。し、結構良い。初見の人でも聴きやすい一枚だと思います。

 

Still Life (with Anderson .Paak)

Still Life (with Anderson .Paak)

Hectic (with Colde)

Hectic (with Colde)

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アンダーソンパーク、Coldeとのコラボレーション。"feat."ではなく“with"の表記には、同じ音楽仲間という尊敬と絆が感じられて良いです。

All Day (with Tablo)

All Day (with Tablo)

  • provided courtesy of iTunes

デビュー前からずっとラッパーを目指すきっかけになったと公言しているEPIK HIGHのTabloと共作できるなんて、これぞ成功したオタク。2人のラップスタイルの違いを楽しむのも一つの嗜みです。


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ソロアルバム発売に伴って開催されたライブ動画。ソウルのローリングホールというライブハウスでたった200人の観客と、RM。そして今回のアルバムに参加したアーティストの方々もゲストとして出演しています。ライブハウスならではの身内感、狭い環境だからこその熱量と一体感が動画越しでも伝わってきます。本人が以前からやりたかった案らしいですが、アイドルとは少し縁が遠そうなコンテンツが出るのもソロ活動ならではでなかなか面白いです。

 

 

 

 

BOYCOLD 「DAFT LOVE」

DAFT LOVE

DAFT LOVE

結局BOYCOLDの音が好き♡

チョロい女なので、当たり前に好きなビートメイカーが出した曲は全部ストライク曲に聴こえるのです。

3年ぶりの正規、これでもかってほど贅沢に音を楽しませていただいた1枚。相変わらず参加メンバーがとんでもないメンツになっています。フェス開ける。本当に豪華な一作です。

FLOAT UP (feat. Coogie & Skinny Brown)

FLOAT UP (feat. Coogie & Skinny Brown)

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BOYCOLDが作るトラックは丁寧で上品な感じがします。耳馴染みが良くて、聴いてるだけで心地よくて酔ってしまう。柔らかくて綺麗。重厚感もあって、繊細。妙に落ち着きます。

 

 

 

 

【今年のネクストルーキーアルバム】

NewJeans 「New Jeans」

NewJeans 1st EP 'New Jeans'

NewJeans 1st EP 'New Jeans'

  • NewJeans
  • ポップ
  • ¥815

たった4曲のデビューアルバムながら、全ての楽曲にMVを作成するという太っ腹な度量を感じた1枚。統一感がありそうでない多様性もプラスに働く。

今年は誰もが口を揃えて言うほどガールズグループの年でした。MAMA新人賞ノミネート見てもどのグループが取ってもおかしくない、稀に見るガールズ強の一年でしたが、そんな中でもNewJeansの存在感はかなり強かったように感じます。特に音源成績面においては。

ニュジを見たり聞いたりしていると、懐かしさと青春への哀愁を強く感じます。誰もが通るあの道を違う形で再生しているかのような。どこかありそうでない世界を作るのが上手い。そして5人が楽しそうにしているだけでこちらも幸せになれる、そんなハッピーオーラがあるなぁと。

楽曲面でも、品質だけ高めて厳選してきました!みたいな安心安全の信頼度がかなり強いです。最初は(サブカルぽさが良い)と思っていましたが、どうやら爆売れしているぞと察知してからはこれが今後のK-POP界の王道になるかもしれないという期待とともに葛藤を思うようになりました。売れて欲しいけど、いつまでもこのスタイルを貫いて欲しいから見つからないで欲しい、みたいな。これからどう影響していくのか。それも楽しみの一つですね。

 

 

 

tripleS / Acid Angel from Asia 「ACCESS

Lovelyz や LOONA、OnlyOneOf を手掛けたプロデューサー チョンビョンギが新たにプロデュースするガールズグループ『tripleS』、完全体デビューに先駆けて先行公開されている4人から成るユニット。通称『AAA』

 

チョンビョンギといえば色々と諸問題があった人でして... LOONAプロデュース時代に金銭問題で事務所と揉めて借金を残したまま退社したため LOONAオタクには印象がかなり悪いんですが、個人的には『センス』がかなり良い人なのでやはり目を離せない存在なんですよね。

 

楽曲、コンセプト、ストーリーテリング、MV演出、多方面においてセンスが光っている。結局私はビョンギの虜になっているんだと改めて痛感せざるを得ないデビューでした。ビョンギがガールズグループを手掛けるのはLOONAぶりだったので、そういう意味でもかなり興味関心があったデビューであります。

これはビョンギあるあるなんですが、収録曲もタイトル曲と同じぐらい良いんですよね。やはりタイトル曲はどの事務所ももの凄い力を入れてきています。もちろんカムバの目玉ですし、最もウエイトが大きいグループのPR材料に成るからですよね。毎週何グループものカムバを追っている身として、事前情報0で音源から聴く時 大抵どの曲がタイトル曲か耳ですぐに分かるのですが、ビョンギの場合はどれか分からないことが多い。=それだけ収録曲も仕上げてきている証だと思います。このEPも、最初から最後まで「力むことはないが抜くこともない」そんなバランスで全体のクオリティーに磨きがかかっていると思います。

 

트리플에스(tripleS AAA) ‘Generation’ MV - YouTube

MVは公開2ヶ月で約3000万回再生。LOONA時代と比べても、全くの無名事務所からデビューしたグループにしては注目のデビューだったと言えると思います。

Y2Kが流行の最前線だった2022年。ビョンギなりのY2Kアレンジで切り込んでいく彼女たちに世間も反応していたんでしょうか。

 

あとAAAのびっくりする点としては、ソロシンガーBIBIの実の妹ナギョンがいることです。正直顔はそこまで似ているとは思いませんが、声がそっくりなんですよね。ハイライトメドレーが公開された時、あまりにも声がBIBIでかなり驚きました。

この姉妹、番組を通じて姉がデビューを祝ったりとかなり仲が良いみたいでほっこりしますが、ナギョンもBIBI同様ステージで凶変するパフォーマー要素が高いです。やはり姉妹は似るものなのでしょうか。MVで見るよりステージ動画を見た方が彼女の魅力を味わえると思います。



 

 

FIFTY FIFTY 「THE FIFTY」

THE FIFTY - EP

THE FIFTY - EP

  • FIFTY FIFTY
  • K-Pop
  • ¥1020

突然無名事務所からデビューしたにも関わらず一部の界隈で楽曲が良いことでクチコミが広がった一例です。

漂う透明感、透き通るハーモニー、感情の揺さぶりを丁寧に扱う姿勢、さまざまな要素から洗練性を感じます。

今年は『声を大事にした綺麗な曲』にたくさん出会えた気がします。というのもBLACK PINKの爆発的ブームやITZYがデビューした2019年頃からヨジャ界隈でガールズクラッシュブームが加速し、ここ数年ガルクラコンセプトが大量に産出されましたが、今年はそのブームにピリオドを打つ一年だったのではないかと思います。

ガルクラコンセプトだとどうしても楽曲のメロディーやビートの強烈さに印象を引っ張られてしまい、メンバー一人一人の声にフォーカスが当たることが少ないように感じますが、今年デビュー組の楽曲には“ボーカルをいかに活かすかに着目した 個人のポテンシャルを引き出す楽曲“が多かったように感じました。

私自身女性ボーカルの綺麗なハイトーンや繊細な歌声を聴くのは大好物なので、こういった傾向は喜ばしい限りです。

 

 

 

 

 

一旦ここまでにします。③+番外編まで続きます。

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